糖質制限ダイエットをすると眠い?眠くならない?

どうも。mimiです。今回は糖質制限ダイエット食後に眠くなくなる?という現象についてまとめてみようと思います。

糖質制限をすると食後眠くならない

食事のあと、猛烈な眠気に襲われた経験がある人は多いと思います。

食後に眠くなるのは、消化吸収のために体内の血液が消化器官へ集中することで、脳への血液循環が減るためと、もう一つの原因があると言われています。

そのもう一つの原因とは、食事による血糖値の急上昇と急降下なのです。

食事の時に糖質を大量に摂ると、血糖値が急激に上がります。すると血糖値を下げるために体内でインスリンというホルモンが分泌されます。

インスリンが分泌されると血糖値が一気に下がるので、一時的に血糖値が通常よりも低い状態(低血糖)になります。すると眠くなります。

低血糖になるとどうして眠くなるのかというと、低血糖は文字通り血液中にブドウ糖が足りていない状態ですが、脳の活動にはブドウ糖が必要と言われているため、脳の活動が低下するので眠くなってしまうという事です。いわゆる冬眠のような状態ともいわれています。

このため昼食に糖質をたくさん取ってしまうと、午後から猛烈に眠くなってしまい、仕事にならないという事があります。

どうにもこうにも眠くてたまらないあの時間帯…かなり辛いですよね。

しかも昼食メニューはお弁当や定食のごはんや麺類、サンドイッチなど糖質が多くなりがちです。

ここで昼食を糖質制限食にして糖質を取らない様にすると食後の眠気も抑えられるのです。

また、糖質は油と一緒にとると血糖値が上昇しにくくなりますのでメニュー選ぶの参考にされてください。

私も糖質制限をしていますが、実は1日のうち昼食時にとる糖質が一番多かったのです。

食後しばらくすると眠くて仕事にならない時間が毎日のように数時間あって、ちょっと困っていたため、昼食時にとる糖質量を20g以下にしたところ、ほとんど眠気がなくなりました。

仕事もサクサク進むようになり、精神的にもかなり楽になったのでかなりオススメです。

ちなみに一食の糖質量20g以下というのは一番ハード(?)な糖質制限食です。

私の場合は、昼食の糖質摂取量が20gを超えると食後数時間は耐えられないほど眠くなってしまうので、昼食時は特に糖質をとり過ぎないように気をつけています。
眠そうなのって、はたから見ると怠けているように見えてしまうのですが、本人は結構辛いものですよね。

トイレに立って歩いてみたり、ガムを噛んでみたり、もう一度歯磨きしてみたり…我ながら涙ぐましい努力をしましたが、あまり効果はありませんでした。

それが糖質をちょっと抑えるだけで、びっくりするほど効果があったので同じような悩みを抱えている方は是非試してみてください。

糖質制限をすると頭が冴えるようになったり気持ちが落ち着いてイライラしなくなるのも、血糖値が安定するためなのだそうです。

また、糖質制限をすると、消化のエネルギー消費が少なくなるので、睡眠時間が少し短くなっても大丈夫になるという効果もあるのだそうです。

ただし、睡眠不足はダイエットの敵です。睡眠不足が続くと食欲が増すことがあるので注意してくださいね。

睡眠が不足すると脳が生命の危険を感じて、たくさん食べるように指令を出すのだそうです。私は睡眠不足が続くといつもよりも甘いものが食べたくなります。

参考までに、食後に眠くならないコツを書いてみます。

 食後に眠くならないコツ

・食事の糖質量を普段より抑える。

・油分と糖質を一緒にとるようにする。

・食べはじめに繊維質をとるようにする。

・よく噛んでゆっくり食べる。

・食後のコーヒーはブラックにする。

・食後のデザートは我慢する。

・食事の量自体を少なめにする。

糖質制限を始めると眠くなる

今度は全く逆ですが、実は糖質制限ダイエットを開始したばかりのころは眠くなる場合があります。

低血糖が眠気の原因になるということは前述の通りなのですが、糖質制限ダイエットを開始して間もないころは低血糖になりやすくなります。

通常は糖質制限を続けていると、糖新生という作用がおこり自分で糖を作り出す事ができるので糖が不足することはないのですが、糖質制限を始めて間もないときは、まだ身体が慣れていないため、低血糖状態になってしまう事があります。

これは個人差があるようで、私は全くありませんでした。

また、糖新生には脂質やたんぱく質が必要になりますので、糖質以外の栄養素はきちんと取ることも大事です、すべての栄養素が不足すると体はエネルギー不足になりヘロヘロ状態になってしまいます。

そのような場合には、少しだけ糖質をとるとよいです。

ただし、とり方を間違うと、例によって血糖値が急上昇してしまい、その後インスリンの働きによる血糖値の急降下で、余計に眠くなってしまいかねませんので注意してください。

比較的素早く吸収される糖質を少量(数g程度)とるのがよいので、キャンディーを一つだけ口に入れるとか、コップに半分くらいの牛乳を飲むのもいいかもしれませんね。

ちなみにキャンディーは糖質が素早く吸収されるため、運動中に糖質不足で動けなくなってしまったときにも使えます。

糖質制限の意外なメリット

糖質制限ダイエットは効果がでやすいということで人気がありますが、ダイエット効果以外にもいろいろな副次的効果があります。

食後眠くなくなる、頭が冴える、睡眠時間が短くて済むという以外に、美肌、美髪効果や生活習慣病の予防も期待できると言われています。

私自身、糖質制限ダイエットに取り組んでみてよかったことは、数か月でマイナス5キロダイエット出来たこと、食後眠くならなくなったこともすごく大きいですが、一番大きいのは、食べる楽しみがあるということです。つまり継続しやすいのです。

私は食べるのが本当に大好きで、甘いものも大好きです。

甘いものは多少がまんする必要はありですが、少しならOKですし、糖質制限を始めると糖に依存しなくなるためか、以前よりも甘いものが食べたくなくなりました。

お肉や乳製品、ナッツなどカロリー制限ではあまり食べられないものが沢山食べられることも良いですね。

あなたもぜひ、食事を楽しみながら糖質制限ダイエットを行ってみてください。あなたのダイエットのお役に立てれば幸いです。

ではまた。

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