どうも、mimiです。今回は、食事の名わき役ともいえるかまぼこ。うどんやそばの彩としての付け合わせから、立派なおかずの一品にもなります。また、お正月のおせちには欠かせない存在ですね。一般的にねり物というとカロリーが高いイメージもありますが、実際のカロリーや糖質、栄養素やダイエットに向いているのか?という点についてまとめてみました。
かまぼこのカロリー
一本(120g) | 一切れ(11mm/13g) | 100g |
113kcal | 12kcal | 94kcal |
かまぼこは、タラやサメなどの白身魚をすりつぶしたものにでんぷんなどを加えて成型加熱したものです。カロリーを見てみると、一切れあたり12kcal、一本でも113kcalと意外と低カロリーであることが分かります。
お正月のおせち料理の中では、ほかの伊達巻きや栗きんとんと比べるとかなりカロリーは低いので安心して食べられます。また、脂質が低い点も優秀といえますね。
かまぼこの1本のカロリーは113kcal、食パン6枚切り一枚が158kcalですので、かまぼこのカロリーが低いことがよくわかります。
(かまぼこ1本/113kcal・食パン6枚切り1枚/158kcal)
また、似たような練り物と比較してみると、なると巻きのカロリーが100gあたり80kcalとなりますので、100gあたり94kcalのかまぼこのほうがカロリーは少し高くなります。
(なるとまき100g/80kcal・かまぼこ100g/94kcal)
かまぼことなると巻きは、ほとんど同じような感じがしますが(私だけ?!)、カロリーには結構差があります。ちょっと意外ですね。
かまぼこの糖質量
一本(120g) | 一切れ(11mm/13g) | 100g |
12g | 1.3g | 10g |
かまぼこの糖質量は一切れあたり1.3gですので、糖質も低めであるといえます。うどんやそばの具としてであれば、ほとんど気にする必要はないでしょう。
ただしおせち料理など、かまぼこ単体で食べるときには、その食べやすさゆえに箸が進んでしまいがちです。よく噛んで食べることと、食べ過ぎには注意しましょう。
また、かにかまの糖質とカロリーもかまぼことほぼ同様です。コンビニにあるチーズかにかまが好きで一時期かなりハマっていました。
笹かまなんかも、おやつには食べやすいですね。
かまぼこは満足感もえられるのでダイエット中のおやつにもおすすめです。料理やサラダにも使えるので、おやつとしてだけでなく、ダイエット中の食事にも活用することができます。
かまぼこの栄養素
低カロリー低糖質なだけでなく、かまぼこには、たんぱく質など女性に嬉しい栄養素も含まれています。美容にも効果抜群?!そんな栄養素についても見てみましょう。
1、たんぱく質
・血や筋肉、内臓をつくる材料となる。
・生活習慣病を予防する。
・美肌、美髪効果。
たんぱく質が不足すると、基礎代謝が下がり太りやすくなってしまいます。また、肌荒れの原因になることも。
特に糖質制限中は、たんぱく質はエネルギー源にもなりますので意識的に摂るようにしたいですね。
肉や大豆製品以外でも、かまぼこでたんぱく質がとれるのはちょっと意外でした。かまぼこ自体に風味があるので、ダイエット中のメニュー選びの幅が広がりますね。
2、カリウム
・ナトリウムを体外へ排出しむくみを解消する。
・血圧を安定させる。
果物や野菜に多く含まれています。不足すると、便秘の原因になったり、足がつりやすくなることもあるそうです。
3、カルシウム
・イライラ防止。
・高血圧を予防する。
・骨そしょう症を予防する。
魚の他、海藻類や乳製品に多く含まれています。
4、マグネシウム
・血を作る
・高血圧、動脈硬化、心臓疾患の予防
・肥満、糖尿病の予防
・骨を強くする
・新陳代謝を上げる
・イライラ防止
ミネラルの一種で、ひじきやスルメなどに多く含まれています。
5、鉄分
・免疫力の強化
・活性酸素を分解する
・貧血の防止
かまぼこには、私たちの身体の土台をつくる材料になったり、精神を安定させる働きのある栄養素が多くふくまれているのです。
かまぼこの活用法
かまぼこには、うどんの具にしたりそのまま食べる以外にも活用方法はいろいろあります。塩分が含まれていることもあり、料理へのアレンジもしやすいです。
・細かく切ってサラダやナムルの具に
・みじん切りにして、ひき肉の代わりにハンバーグやつみれの具に
・細切りにしてハムや玉子、チンゲン菜などと炒めて
・肉の代わりにかまぼこで親子丼風に
・スープやみそ汁の具に
などなど・・・
様々なアレンジがききます。のでダイエット中にも楽しむことができます。
ただし、かまぼこには塩分も多く含まれているため、食べ過ぎには注意しましょう。
かまぼこの冷凍保存
一般的に練り製品は傷みやすいと言われていますが、どうしても余ってしまったような場合には冷凍保存をすることもできるのです。
冷凍保存することで生のままよりも長く保存することができ、料理した時の味しみが良くなるというメリットがあります。
本来的にはあまり冷凍保存向きではないため、いくつかポイントを押さえる必要があります。
【かまぼこを冷凍補損する際の手順】
1、厚さ1センチ以内に切って一枚づつラップにくるんで冷凍します。この時、空気が入らないようにピッタリと包みます。
2、ラップに包んだかまぼこを金属バットに平たく並べて、なるべく短時間で凍らせるようにすします。
3、凍ったら冷凍用のビニールバックに入れて冷凍庫で保存します。劣化を防ぐため、冷凍庫の奥の方で保存します。
4、冷凍したかまぼこは一か月以内を目安に使い切ります。それ以上の長期保存には向かないそうです。
5、解凍は冷蔵庫か、そのまま電子レンジなどで行います。一度冷凍したかまぼこはそのまま食べるとあまりおいしくないので加熱調理して使用しましょう。
まとめ
かまぼこのカロリーと糖質
一本 | 一切れ | |
カロリー | 113kcal | 12kcal |
糖質 | 20g | 1.3g |
かまぼこは低カロリー、低糖質でダイエット向きといえます。低脂質で高たんぱく、カルシウムやマグネシウムなどの栄養素の豊富です。
ただし、塩分が多いので、食べ過ぎには注意が必要です。(=1本あたりナトリウム1200mg)
いかがでしょうか。あなたのダイエットのお役にたてれば幸いです。