和菓子の代表格であるもなか(最中)。皮の中にあんこがたっぷり入っていて、緑茶やコーヒーにもよく合いますね。先日、お土産に美味しい老舗の最中をいただいたので、ダイエット中ということもあり、気になるカロリーや糖質についてまとめてみました。
もなか(最中)のカロリー
100g | 約284Kcal |
1個平均35g | 約99Kcal |
もなかは、もち米で作られた皮のあいだに、たっぷりのあんこをサンドした和菓子です。そして材料を見てびっくりしたのですが、もなかの皮は以外にも、もち米から作られていたのですね!
勝手にアイスのコーンと同じく小麦粉から作られているようなイメージを持っていました(笑)じつは、もなかは皮もこだわりの和素材からできているのでした^^
もなかのカロリーは、やや小さめのもの1個で約100カロリーです。思ったよりも低い印象ですね。
市販のもなかは、ものにもよりますが大体の目安として、1個あたり35g前後くらいのものが多いようです。
カロリー的に見ると、ダイエット中はたまに1個食べるくらいなら特に問題はないと言えるでしょう。
ちなみに、中身はあんこなので脂質は少なくなっています。
もなかのカロリーは、ロールパン1個分と同じくらいです。また、同じ和菓子のカロリーと比較すると、みたらし団子1本分とほぼ同じくらいのカロリーとなります。
もなか(最中)の糖質量
100g | 約63g |
1個平均35g | 約22g |
もなかの糖質量は上記の通りとなります。もなかの主成分はほぼ炭水化物からできています。
もなか1個で糖質量は約22gです。やはりあんこの糖質がきいているようですね…。
これは、大体8枚切りの食パン1枚分と同じくらいの糖質量となります。むしろ食パンの糖質量におどろいてしまいますね。
もう少し分かりやすい例でいうと、もなか1個の糖質量は角砂糖5.5個分です。糖質は結構高めなので、糖質制限中は特に注意した方がよさそうです。
他の和菓子との比較
もなかのカロリーや糖質は、ほかの和菓子と比べると高いのでしょうか、低いのでしょうか。
一般的なもので比べてみました。
・生八つ橋あんいこいり 64Kcal、糖質量14g
・もなか 99Kcal、糖質量22g
・桜餅 108Kcal、糖質量24g
・柏餅 119Kcal、糖質量26.1g
・どらやき 207Kcal、糖質量40.4g
・豆大福 200kcal、糖質量42.8g
もなかは、あんこたっぷりな割に意外にも和菓子の中ではカロリーは高いほうではないようです。
むしろ特筆すべきは、どら焼きと豆大福かもしれません…。上記数値を見るに、かなりパンチがきいています。
和菓子も意外と高カロリー高糖質なものがあるのでダイエット中は注意した方が良いですね。
様々な種類のもなか(最中)
もなかには江戸時代からの歴史がありますが、今のような形になったのは明治時代以降のことであり、比較的新しいお菓子なのだそうです。ちょっと意外な気もしますね。
そんなもなかですが、今やあんこだけではなく、栗や餅入り、アイス入りなど様々な種類があります。カロリーや糖質量は大きさやレシピによって異なります。
以下は様々なタイプのもなかを食べる際の参考にされてみてください。
カロリーや糖質量がおおまかにでもわかれば、おやつに食べてもそのあとの食事で調整することもできますので、安心して食べることができると思います。
●あんこ100gのカロリー
約244Kcal、糖質量は約48.3gとなります。
●あんこ30gのカロリー
約73Kcal、糖質量は約14.5gとなります。
ちなみに、白あん(いんげん豆)のカロリーも、黒あん(あずき)とほぼ同じくらいです。
●もち(ぎゅうひ)のカロリーと糖質量
100gあたり約256Kcal、糖質量は約62.9gとなります。
10gあたり約25.6Kcal、糖質量は約6.3gとなります。
●栗の甘露煮1粒(10g)のカロリーと糖質量
約24Kcal、糖質量は約5.4gとなります。
●バニラアイスのカロリーと糖質量
100gあたり約212Kcal、糖質量は約22.4gとなります。
あんこに含まれる栄養
●お通じの改善
食物繊維が含まれているので、便秘解消が期待できます。
●貧血の予防
鉄分が含まれているため、立ちくらみや貧血の予防も期待できます。
●太りにくい
糖質の代謝を高め、エネルギーに変えると言われているビタミンB群を含んでいます。
また、あんこの特徴として、コレステロールや脂質をほとんど含まないということがあげられます。洋菓子に比べて、脂質を抑えることができますので、脂質の面からみるとダイエット中でも多少は安心かもしれませんね。
もちろん、食べ過ぎには注意が必要ですよ。
まとめ
もなかのカロリーは、1個35gのもので約99Kcal、糖質量は22gです。
カロリーは意外と低めですが、糖質量は高めとなっています。ダイエット中には、たまになら1個くらい食べる分にはさほど問題ないでしょう。
もなかは脂質が少なく、また食物繊維やビタミンBなどの栄養素も含まれているため、ダイエット中にうれしい、便秘解消や糖質の代謝を高める働きも期待できます。
一般的に、洋菓子よりもヘルシーなイメージの強い和菓子ですが、実際はカロリーも糖質も高いものも多いので、食べるときにはちょっと注意してみるとよいと思います。
とはいえ、ダイエット中も過度のストレスがかからないように、たまには甘いものも適量楽しみながら頑張りたいですね!
いかがでしたか。あなたのダイエットのお役に立てれば幸いです。ではまた!